【完全版】エックスサーバ－からさくらレンタルサーバへ移行する手順

エックスサーバ－さくらレンタルサーバ移行

エックスサーバ－からさくらレンタルサーバへWordPressを移行する手順は下記の通りです。

Contents

1. PHPのバージョンをチェックする
2. (さくら)お試し契約する
3. (エックスサーバー)ファイルをダウンロードする
4. (エックスサーバー)データをエクスポートする
5. (さくら)データベースを作成する
6. wp-config.phpを修正する
7. (さくら)ファイルをアップロードする
8. (さくら)インポートする
9. (さくら)ドメイン設定する
10. 補足：URLを変える場合

PHPのバージョンをチェックする

PHP バージョン

移行元と移行先のPHPバージョンが異なる場合、これまでのPHPバージョンで動作していたWordPressのテーマ・プラグインが動作しなくなるケースがあります。それぞれは公式サイトの仕様（機能）ページで確認できます。

⇒ エックスサーバーのPHPバージョンを確認する
⇒ さくらレンタルサーバのPHPバージョンを確認する

ただ、動作するかしないかは実際に移行してみないと分からないので、お試し期間中に移行して確認してしまえば良いだけです。また、さくらレンタルサーバではPHPバージョンを変更することができます。

⇒ 【新コントロールパネル】PHPのバージョン変更

(さくら)お試し契約する

さくらレンタルサーバ

さくらレンタルサーバにはお試し期間があります。この期間を利用してWordPressを移行してきちんと動作するか確認してしまいましょう。

⇒ さくらレンタルサーバのお試し期間を確認する

なお、さくらレンタルサーバはライトプランではWordPressが使えませんので、ライトプラン以外を契約しましょう。

(エックスサーバー)ファイルをダウンロードする

FFFTP

FFFTPなどのファイル転送ソフト（FTPソフト）を使って、WordPressを構成するすべてのファイルをダウンロードします。

⇒ FFFTPの取得とXSERVERとの接続方法・ファイルの転送方法

ダウンロードすべきファイルは、下記のような頭文字に「wp-」などの付いた階層にあるファイル群以下すべてのファイルです。

WordPress ファイル

ダウンロードしたファイルは後でまとめて移行先にアップロードするので、1つのフォルダにまとめておくと良いです。エラーなどでダウンロードがうまくいかない場合は、バックアップサービスやサーバーコマンドを利用してサーバー側でいったんzipファイルにした後、ダウンロードすると確実です。

(エックスサーバー)データをエクスポートする

エックスサーバー

エックスサーバーからデータベースの中にあるデータを取得（エクスポート）します。取得するこのデータはデータベースの中にある「テーブルとその中身」になります。

⇒ エックスサーバー – phpMyAdminでデータベースをエクスポート

(さくら)データベースを作成する

さくらレンタルサーバ

先にエクスポートしたデータを移行先のさくらレンタルサーバのデータベースに格納するため、さくらレンタルサーバにてデータベースを作成します。ここで次に使うことになる「データベース名」と「パスワード」を決めます。

⇒ 【新コントロールパネル】データベースの作成・追加・削除・パスワード再設定

wp-config.phpを修正する

wp-config.php

エックスサーバーでダウンロードしておいたファイル「wp-config.php」のデータベースの記述部分の4ヵ所を変更します。上記の黒塗りの部分です。先のさくらレンタルサーバで作成・設定した「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」に変更します。最後の4つ目のホスト名には「localhost」と入力すればOKです。